かんぽ生命保険、保険金支払い審査にAIを導入。コスト削減に大きな期待。

かんぽ生命保険が、入院や手術などの保険金の審査に、人工知能「ワトソン」を導入したことを発表しました。
既に他生命保険会社でも業務の一部に「ワトソン」を使用していますが、保険金審査にAIを本格活用するのは国内初となります。

AI導入による保険金審査が、今後、生命保険各社に広がり、定着していくのではないかと思います。それは、AI導入により正確で迅速な審査が可能となり、保険金の支払いに要する日数の短縮が期待されるからです。

また、将来的には保険金支払いに携わる社員を減らすことも可能になると思います。保険会社にとっては、人件費の削減、営業などの他業務への人的補充が期待できるのではないでしょうか。

AI導入で、不要な残業代を減らせる効果も

入院や手術による保険金の額は、けがや病気の場所や程度、手術の方法により決まってきます。
かんぽ生命保険の場合、年間の保険金請求は約250万件に上り、うち10万件は保険金審査の判断が難しく、経験豊富な社員の審査に頼らざるを得ない状況でした。不備がなく保険金支払いに問題がない保険金請求を受け付けた場合、所定日数以内に保険金を支払えない時には利息を付けて支払う必要が生じます。

そのため、期限に間に合うようにベテラン社員が残業する必要に迫られることもあったようです。これがAI導入により経験の浅い社員にも難しい審査が可能になれば、残業の必要性もなくなってくることでしょう。

残業は電通の事件以降社会的に大きな問題となり、残業をしない体制作りをしている会社が増えていますので、残業が減ることはとても良いことだと思います。

AIをどう活用していくかが今後のビジネスの鍵に。

AI導入は今後、あらゆる業種で進んでいくと思います。一方で、人間でなければできない仕事は減少していくことが予想されます。
心、感情などを持った人間でなければできない仕事は何か、AIなどの人工知能との共存が今後取り沙汰されていくのではないかと感じます。

(以下はニュースからの一部抜粋です)

かんぽ、保険金の審査にAI導入 500万事例を記憶

 かんぽ生命保険は11日、入院、手術などに応じた保険金の審査に、日本IBMの人工知能(AI)「ワトソン」を導入したと発表した。富国生命保険などが業務の一部に使っているが、保険会社の中心業務の保険金審査にAIを本格活用するのは国内初という。

 入院や手術の際に支払われる保険金の額は、けがや病気の場所や程度、手術のやり方で大きく変わる。ワトソンは、過去の診断書と保険金の支払い結果など、約500万の事例を記憶している。提出された診断書と似た過去の事例を見つけ出し、「何%程度似ている」という判断とともに担当者に示す。

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